大人のコミュニケーションが丸い理由

ちょっと前に、大人のコミュニケーションと子どものコミュニケーションの違いについて書いたけれど、ちょっと加えたい気づきが今日あった。

大人はコミュニケーションが「丸い」と私は書いた。

けど、今日久しぶりに大人と話していて思ったのは、学生と話すより社会人と話すときのほうが、色々なコミュニケーション上のルールを意識しなければいけない。

これらを体内化しているからこそコミュニケーションが上手いんだ。

敬語、名刺交換の形式、メールの書き方などは意識されてることが多いと思うけど

普通の会話でも、誰かにいじられたら嫌がるべきだけど嫌がりすぎてはいけない、とか。

グループ内でのキャラ設定に従って発言するとか。

そういう場面別のルールがある。

それらは経験で身についたとも言えるけど、

個々人が各々の経験に基づいて覚えてるというよりは、

中高の部活や、大学のサークルに入ったとき、企業に入社したときなど

ライフステージに合わせて形式的に叩き込まれているのでは。

だから共通のルールとして機能するほど一般的に共有されている。

…そりゃ社会人のコミュニケーションは違うわ。

アメリカでも、中高は日本のような厳しい部活がないからカオス状態だったけど、社会人はやっぱりルールを知ってたなぁと思う。社会人と多く触れ合う学生とかも。

ただ、生活を面白くしてくれたり、無駄を省いて人とのやりとりを効率化にしてくれたりするルールと、つまんない苦痛なルール=伝統との違いは見極めたい。

苦痛で無意味なルールがあったら、そこは私は子ども式コミュニケーション(=自分個人の経験・価値観に基づく)に徹したい。